スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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ショーシャンクの空に
ショーシャンクの空に
★★★★★


コーフィは別の刑務所


この作品の、他の脱獄モノと違う面白い所は、主人公のデュフレーンではなくレッドの視点で語られる所だ。
脱獄モノと言えば、脱獄者視点で計画がバレるかバレないかのスリルで見せる物が多いが、本作は観客をレッドの視点に置き、デュフレーンの鮮やかな手腕を客観的に見せることで驚かせる。
手品師の立場ではなく客の立場になるわけだ。

逃げるための穴を掘っているだろうことは早い内に察しがつくのだが、その遥か上をいく快挙をやってのける。
つまり、地質学に強いことを強調し、穴を掘っているだろうことを窺わせるのは、手品でいうミスディレクションだ。
そっちに気を取らせている内に、他の伏線を張っていく。
脱獄後の資金を蓄えていたのに加えて、刑務所の腐った体質を暴くというのが最高に気持ちいい。


10年ごとに繰り返されるレッドの仮釈放審査での受け答えや、リタ・ヘイワースからマリリン・モンロー、ラクエル・ウェルチへと移り変わるポスターなど、時間経過の描き方も面白い。


スティーヴン・キングの短編の中でも屈指の名作を、理想の形で映画化した作品だ。




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