スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DRAGONBALL EVOLUTION
DRAGONBALL EVOLUTION



馬鹿不思議アホベンチャー


「製作総指揮」の鳥山明がコメントを出している。

----------
脚本やキャラクター造りは原作者としては「え?」って感じはありますが、監督さんや俳優の皆さん、スタッフなど、現場は超優秀な人達ばかりです。
ボクやファンの皆さんは別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません。
もしかしたら現場のパワーで大傑作になっているかもしれませんよ!
おおいに期待しています!!
----------

名前を貸しただけなのかもしれないが、「製作総指揮」の立場の人間が言うことではない。
もしも、スピルバーグが『トランスフォーマー』についてこんなコメントしてたらショックだよ。


さて、公開前から異様な盛り上がりを見せた本作。設定やキャラのおかしさは予想できたことなので、今更騒ぐことでもないだろう。
むしろ原作の要素をうまく消化していることに驚く。
ピラフをピッコロに変更し、最初のシェンロン登場までをあらすじ的に描いたストーリー。
悟空のルックスや、高校が舞台になっている所は、悟飯のエピソードを加えているのだろう。
ブルマとヤムチャの恋愛や、天下一武道会なども出てきてニヤリとさせる。
ただひとつ言うとすれば、変な名前だと自分達で突っ込みを入れる前に、その名前で違和感のない世界観を構築するべきだったのではないだろうか。


そんなことよりも問題なのは、ひとつの作品としての志しの低さだ。
アクション映画としての見せ場が無いだけでなく、物語としての中身が全く無い。
まるで30分番組のような薄っぺらさだ。

ビッグバジェットのように見えて実は低予算なのかもしれないが、それを丸出しなのも困りもので、ピッコロが産み出すクリーチャーはカット割りや画面の暗さでごまかされて全く形がわからないし、最後の見せ場になるかと思われた大猿は人間と同じ大きさの着ぐるみで、失笑を禁じえない。

87分という今時ホラー映画でもなかなかない短さなのも、ここまで切らなければ持たなかったのだろうと推測できる。
しかしこの短さでありながら、「かつて地球を襲撃したピッコロを魔封波によって封印した」、という説明が2度も出てくるのには呆れるが。


ただ、キャスティングは決して悪くなく、悟空役のジャスティン・チャットウィンやピッコロ役のジェームズ・マースターズなどはハマリ役。
そしてとにかくブルマが最高!
ブルマのために見たとしても決して損ではない。
この3人を『カンフーハッスル』に放り込めば、ドラゴンボールの完成だったのに!
「製作 チャウ・シンチー」も名前だけか。




スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
あらすじ世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集める旅に出た孫悟空(ジャスティン・チャットウィン)。その目的は、どんな願いもかなうドラゴンボールを使って世界征服をもくろ...
2010/05/27(木) 06:43:53 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
copyright © 2017 スペース・モンキーズの映画メイヘム計画 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。