スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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パイレーツ・ロック
パイレーツ・ロック
★★★


パイレーツ・ポップ


ロックへの愛がひしひしと伝わってくる!
ずっとこの世界に浸って彼らの流す音楽を聴いていたい、そんな気にさせてくれる。
制作者も同じ気持ちだったらしく、エンドクレジットにそれがよく表れている。

音楽映画でこれをハズすと致命的だが、とにかく音楽の使い方が群を抜いて良い。
女の子とのシーンで流れるピッタリの曲(これは女の子の名前を曲から取ってるだけだが)。
法を破り、年を越えても放送を続ける時の一発目、ストーンズの「夜をぶっとばせ」。
船が沈んでいく時のプロコル・ハルムの「青い影」には鳥肌が立った(実際には4分の曲だが「長い曲を」と紹介するのは、9分あると言われるオリジナルを、長いとラジオで流してもらえないからという理由でレコーディング時に短くしたというエピソードに由来するものなのか)。
そして、サイモンが女にフラレた後の「ステイ・ウィズ・ミー」、オープニングの「オール・オブ・ザ・ナイト」やカヴァナ登場時の「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」も最高だし、挙げればキリがない。
選曲するの楽しかっただろうな。

『あの頃ペニー・レインと』のように少年を狂言回しにしたのもグッド。
思春期の成長とロックは切っても切り離せない関係だ。

キャストがまた良い。
ハリウッドで映画化したらジャック・ブラックが演じそうなカウントにフィリップ・シーモア・ホフマンというのが渋い!
ビル・ナイやリス・エバンス始め船の面々もみんな良いし、役人のケネス・ブラナーも意外なハマり役。


しかし惜しいかな!
海賊ラジオ局とイギリス政府の追い掛けっこの部分がもっと面白く描けていれば、と残念でならない。
政府の圧力に抗ってラジオ放送を続けるという、この部分が一番「ロック」な所なのだが。
枝葉となる細かいエピソードは面白いのだが、肝心の根幹のストーリーがしっかりしていないと・・・。


劇中、ビートルズが1曲も流れないのは、使用料が高くて断念したからだそうだ。
海外版のポスターが「アビー・ロード」、日本版のポスターが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のパロディになっているのは、そんな事情を皮肉っているのだとしたらロックだな。


ビートルズ「アビー・ロード」
アビー・ロード

日本版ポスター
パイレーツ・ロック日本版

ビートルズ「サージェント・ペパーズ~」
サージェント・ペパーズ




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2009/11/18(水) 23:54:38 | 労組書記長社労士のブログ
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