スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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セントアンナの奇跡
セントアンナの奇跡
★★★


千と杏奈の神懸り


黒人部隊の兵士を主人公に、人種差別への批判を込めた作品。
アメリカ本国や軍隊では差別を受ける彼らが、敵国であるイタリアの村で対等に受け入れられるのが皮肉だ。

劇中、大小様々な奇跡が起こるが、それらを引き寄せるのが、彫像とネックレスだ。
死と隣り合わせの兵士達は、それぞれにお守りを持っている。
トレインは彫像の首で、ヘクターは十字架のネックレスだった。
一度はバラバラになったその二つが引き合うように、40年の時を隔ててヘクターとアンジェロを再会させる。

事件を起こしたヘクターを担当するのが黒人弁護士というのも象徴的だ。
黒人兵に守られて生き延びたアンジェロが雇う弁護士として必然性があり、その弁護士が白人の裁判官をピシャリと黙らせるシーンに監督のメッセージが見えてくる。


それにしても、まさかジョン・レグイザモがこんな端役で出るわけないよなぁ、と思ったが、やっぱり本人だった。
彼がいなかったら奇跡は起きていなかったことを考えると、重要な役だったのかもしれない。




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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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