スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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マイ・ブラザー
マイ・ブラザー
★★★★


『ブラザーズ』でいいんじゃない?


主人公を軸に、兄弟関係、夫婦関係、父親との親子関係、子供との関係と、様々な「繋がり」が濃密に描かれる。

テロリストによる壮絶な監禁・虐待に耐え抜いた主人公だが、PTSDが原因で家族とまともに接することが出来なくなる。
愛する家族のことだけを想い続けて生き延びてきただけに皮肉である。

主人公だけでなく、彼を取り巻く全ての登場人物の心情が理解できるので、人間関係の悪化に苦しむ主人公の姿がもの凄く痛々しい。
子供から「お父さんのことは嫌い、叔父さんの方がいい」と言われる場面など辛すぎる。
子供の気持ちもわかるだけに余計に辛い。


また、周りの人々は、主人公は死んでしまったものとして新たな関係を築き始めている。
そこに主人公が帰って来たからといって、簡単には以前の状態に戻ることはできない。
例えそれが愛する人だとしても。
新たな生活に踏み出した者達にとって、時間を巻き戻すのは難しいことだ。
たった一人、時が止まってしまった主人公が、もがけばもがくほど、周りの人達とは別の時間軸に流されてしまう。


役者の演技の素晴らしさは特筆もの。
音楽ものっけから良い。
希望を感じさせる幕切れも良い。




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2011/02/08(火) 01:47:55 | 映画を感じて考える~大作、カルトムービー問わず映画批評
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