スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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ファイナル・デッドサーキット 3D
ファイナル・デッドサーキット 3D



アメリカにもbBあるんだな


誰もが口を揃えて「殺人ピタゴラスイッチ」と呼ぶようになってしまったシリーズ第4弾。
個人的には「『グーニーズ』のデータが作っていた仕掛け」と言った方が馴染み深いが。

身の周りの物がアクシデンタルに作用し合って人間に襲いかかるという、殺人鬼ではなく死そのものに追われる所が斬新だった。
その分、「こうなるだろう」という予想を越える「裏切り」が盛り上げる為の1つの要素になるのだが、それが全てになってきているのがつまらない。
とにかくあの手この手で「まだ死なないよ~ん」とやってくる。

しかも、主人公が見る「死のビジョン」まで引っ掛けに使うから、設定として破綻している。
特に美容院で女性が死ぬ場面。
死に関係ないアイテムならそもそも見ないっつーの(それに気付いて自ら避けようとした場合は別)。

肉片が飛び散る人体破壊描写は潔くて面白いのだが。
グロさを通り越して笑えるほど。


それにしても邦題がややこし過ぎる。
2作目で『デッドコースター』と付けたのが間違いだな。


あれ?そういえば3D映画だったっけ?




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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

男と女の不都合な真実
男と女の不都合な真実
★★★


TV局版『プラダを着た悪魔』


エンターテインメントを創ってるはずなのにどうにも頭が堅く、そのうえ仕切りたがるクセに成績はイマイチ。
そんな、どこの会社にもいそうな自称デキる女が、ハチャメチャな男性タレントの影響を受けて変わっていく。

ものを作る以上は誰かの目に止まらなければ意味がない。
いい意見だろうが悪い意見だろうが、何か言いたくなるものでなければダメ。
スルーされてしまうようでは最初から無かったも同然だ。
モード学園の学長も言っていたが、クレームが来てなんぼだ。

まぁ、インパクトはあるけどあまり中身はない番組なので飽きられるのも早いだろうけど、ひと皮剥けたアビーならこれから面白い番組を作っていけるんじゃないだろうか。

もっと柔らか頭で行きましょう。


ケイティ・ペリーにフロー・ライダーと、流行りものをただ使っただけのサントラはセンス無し。




テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

しんぼる
しんぼる
★★★★


人志松本の不都合な真実


映画の技法を逆手に取ったトリックが面白い。
メキシコパートとまっちゃんパートは2つの独立したストーリーだと思って観ていると、実はスパンの長~いカットバックだったというオチだ。

最初のうちは、メキシコのルチャリブレ人情劇とまっちゃん版『CUBE』のような2本のストーリーを、交互に見せるタイプのオムニバスのようである。
メキシコの方が何の起伏もなく進むので、「これは最後の最後でオトすパターンかな」という雰囲気が徐々に漂い始める。
そして、2本のストーリーの切り替わりがだんだん早くなっていき、最後は真の意味でのカットバックになり、遂には互いがリンクする。

その後のアメリカ、ロシア、中国の部分も、「間」や、その結果起こることのクダラナさがたまらない。


内容は、何気ない行動が別の場所で自分の予期しない出来事を引き起こすという「バタフライエフェクト」について描いている。
エスカルゴマンが対戦相手をノックアウトするという良いことも起これば、自分の息子まで倒してしまうという悪いことも起こる。
また、自分の周りで何も起こらないからといって何度も突っついていると、地球の裏側では「もうやめてくれ」と警鐘を鳴らしている可能性もあるのだ。
自分に影響のある時は慎重になるが、その反応が目に見えない時は軽はずみな行動をしてしまう。
そんな人間の本質を描いてみせる。

まっちゃんなりの『不都合な真実』と言えるだろう。


前作『大日本人』のインパクトと完成度には少し劣るが、まっちゃんの世界が好きな人はこれまたハマるはず。
壺に水を入れようとする件と、犬の件には大笑いした。




テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

南極料理人
南極料理人
★★★★


ペンギンはいません


南極観測隊の調理担当者を主人公に、共同生活を送る八人の悲喜こもごもを綴っていく。

限られた空間、限られた登場人物によるエピソードが、独特の「間」で描かれる。
これといって大事件が起こるわけではないが、むしろその淡々とした感じが、単調な南極での生活とリンクする。

任務をこなすだけで娯楽も限られている環境においては、食事が楽しみの大部分を占める。
また、年中吹雪の吹き荒れる場所では、季節感やイベントを彩る大切なアイテムとなる。
普通の生活以上に食事の役割が大きく、料理人の責任も重大。隊員たちのモチベーションは食事に懸かっていると言っても過言ではなく、食事を中心に色々な出来事が起きるのがなんとも面白い。


そして、メインテーマとして描かれるのが主人公の家族関係だ。

妻の作ったギトギトの唐揚げに文句を言っていた主人公だが、南極で仲間が作ってくれた唐揚げで妻を思い出し、涙する。

ラスト、家族と訪れた遊園地。売店で買ったベチャベチャのハンバーガーを食べて、思わず「うま!」と洩らす主人公。

何を食べるかよりも、どんな状況で誰と食べるかが大事だ。
当たり前だが日常生活では忘れがちな、そんなことを思い出させてくれる。




テーマ:邦画 - ジャンル:映画

ドゥームズデイ
ドゥームズデイ
★★★★★


『マッド・マックス2』に『ニューヨーク1997』に『エイリアン2』に・・・、もう全部乗せ!


これは『ディセント』の高評価で予算のアップしたニール・マーシャル監督が、好きな物を目一杯詰め込んで作り上げた、B級魂溢れる作品である。

凄まじいゴッタ煮感、ラーメンで言えば全部乗せの状態でありながら、この作品独自のアイデンティティーを放っているのが、この監督のすごいところ。
麺とスープはちゃんとニール・マーシャルの味なのだ。

主人公のエデンが『ニューヨーク1997』のスネーク・プリスケンよろしくアイパッチを着けるが、その場面は、カメラになっている右目を取り外した時などに限られている。
むやみやたらと同じ格好をさせるのではなく、確固たる世界観の中でさりげなくオマージュを捧げている。
だからこそ、ただ趣味に走っただけではない、この監督のカラーを帯びた作品として成立しているのである。

全世界が核戦争で滅びたのではなく、隔離された地域の中でのみモヒカン文化が発展したという設定を作り上げたのも巧い。
このおかげで、『エイリアン2』のように装甲車で乗り込んだ最新鋭部隊とモヒカン族との攻防や、最新型ベントレーとモヒカン改造車とのカーチェイスといった燃えるシーンを実現している。

ストレート過ぎる描写の人肉パーティーも必見。
「『マッド・マックス2』みたいな」作品は数あれど、モヒカン族をその生態含めここまでしっかりと描いた作品はなかなかない。
他にも観るべきシーンはタップリある。

また、『ディセント』でビデオカメラをうまく使っていたニール・マーシャル監督らしく、ここでも同様にビデオカメラを活かしたシーンがいくつか登場する。


久々に燃えた!
血沸き肉踊るとはこのことか。
B級アクション映画ファンは絶対に見逃せない作品。




テーマ:アクション映画 - ジャンル:映画

マーシャル博士の恐竜ランド
マーシャル博士の恐竜ランド
★★★★


深夜に観たいクダラナムービー


邦題の付け方からして、日本では子供向け映画として売っているようだが、実は大人こそが楽しめるお下劣でくだらない映画だ。

だってウィル・フェレルの映画だよ。
しかも真骨頂を発揮していて、彼の芸を堪能する映画と言っても過言ではない。

セクシーモデル風にスローモーションでプールから上がったり、木の実でラリった場面でジミヘンがかかったり、『コーラスライン』ネタでやたらと押したりと、チビっ子にはわからんだろうなぁ。
おしっこまみれ、うんこまみれで、登場人物たちが、ヒロインまでも「ちんこ」を連発。

ヒロインと言えば、異世界に行った途端、「タンクトップに短パン」という無意味に露出の高い格好になるのもツボをおさえている。

吹き替えオンリーでの公開も、配給側が子供を狙ってのことだろうが、この作品は深夜のテレビ放映の感覚で吹き替えで観るのが合っている。
ケンドーコバヤシのウィル・フェレルが滅茶苦茶ハマっていて、久しぶりの吹き替えの成功例と言えるだろう。




テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

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