

★★
ガンキャノンとグフ?
『アイアンマン』1作目はパーフェクトに燃える作品だったが、今作はストーリーがつまらなくて全く燃え上がらない。
悩んで自暴自棄になるヒーローというのはハッキリ言って見飽きた。
トニー・スタークの場合はリアクターの燃料に体を蝕まれてきたことが原因であり、それぞれのヒーローによって理由は違うのだが。
また、ヒーロー大集合映画アベンジャーズへの布石の部分は膨らませ過ぎだ。
新しいキャラまで出す必要があったとは思えない。
前作のようにオマケ程度でいい。
これらの要素がそこそこのボリュームで描かれる為に、全体として散漫な印象。
盛り込み過ぎなのではなく、バランスの問題だろう。
開発環境を与えられたイワンがそれを利用して別のマシンを造るのは、前作の主人公と同じパターンで捻りがない。
もしも、「見方を変えればヒーローと悪役は同類である」ということを描きたかったのだとしたら、イワンのパートの掘り下げが足りないのではないだろうか。
単なる復讐、もしくは逆恨みのレベルに成り下がっているのがもったいない。
AC/DCの「Highway to Hell」の使い方は、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の方が上。
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