スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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ダブル・ミッション
ダブル・ミッション



隣の家のスパイ


今作は、ジャッキーのどのハリウッド作品にも増してお子様臭が強い。
予告編からもそれは窺えたので、ドラマ部分は切り捨てて、アクションのみを堪能するつもりで挑んだのだが・・・。

しかし、これはジャッキーアクションとして過去最低レベルじゃなかろうか。
決して衰えたわけではない。
よく見ればわかるが、ジャッキー自身はまだまだ動けている。
それなのに、カット割りがヒド過ぎてきちんと見せることが出来ていないのだ。
ワイヤーやスタントマンも見え見えで不自然だ。香港でも使っているものなので、要は使い方が悪いのだろう。

敵役の俳優がアクション出来ていないのにも問題がある。
ジャッキー本人も言っているように、彼のアクションは演舞のようなものである。
リアルに無駄なく倒すことよりも、いかに華麗でカッコいい動きを見せるかにこだわっている。
組手の相手次第で良くも悪くもなるのだ。

「ハリウッド進出30周年記念作品」だの、過去のアクションシーンのオマージュがあるだの(オマージュと言うよりネタの使い回し)、宣伝が大袈裟なのはJARO通報レベル。
オープニングのタイトルバックで過去の作品のアクションシーンを編集して見せるのも期待を持たせ過ぎだ。

怖いのは、この映画を観た観客が、「ジャッキーも年とって衰えたな」とか「これからはコメディ路線だな」などと間違った感想を抱いてしまうこと。


ドラマ部分は、悪い意味で、どんな80年代映画よりも80年代的であり、チープなストーリーに笑えないギャグ、安い画作りに安い敵と、「子供向け」を履き違えてる。

途中で、石油を分解する薬の効果を見せたのは伏線ではなかったのか?
あんな面白い発明をストーリーやアクションに絡めないでどうする!?


ジャッキーファンならば「ジャッキー補正」というのが働いて、どんな作品も(『シティ・ハンター』でさえも)楽しめるはずなのだが、この90分間は苦行に近かった。

ジャッキーはこんなもんじゃねぇよ。




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