スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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コララインとボタンの魔女
コララインとボタンの魔女
★★★★


WYBORNE=WHY BORN=なぜ生まれたの?


自分の娘に対してモラルハラスメントを行う母親について的確に表現している作品だ。

現実に、実の母親からモラルハラスメントを受けるケースは多い。
モラハラの加害者は、周りの人間を「味方」か「敵」かでしか判断しない。
自分の都合の良いように働いてくれる「駒」が味方であり、そうでない者が敵である。
人を味方にする為に、まずたいていは人懐っこくすり寄ってくる。そして徐々に、相手の弱みを握ったり自我を失わせて、精神的に支配する。
そうやって「標的」の周りの人間を自分の味方にすることで孤立させ、またその「駒」を使って「標的」の社会的地位を落としめて追い詰めていく。
被害者は時に「私はなぜ生まれたの?」と自問するまでに追い込まれる。

取り入ろうとした相手が味方になりそうにないとわかると、掌を返すように攻撃の対象とする。
つまり、自分の言いなりにならない人間や、「標的」の味方をする人間は「敵」である。

他人からは良く見られる必要がある為、外では良い人を演じ、一見理想的に見えるハリボテの家庭を造り上げる。
よく見れば穴だらけで矛盾点も多いのだが、本人は無頓着で堂々と振る舞うため、騙される人が多いのも事実である。

現実でも、取り入られた人間はそれ以前と比べると明らかに言動がオカシくなる。
それを、この映画では「ボタンの目」として視覚的に見せている。
表現として秀逸だ。




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テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

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