

★★★
バンパイアの助手VSバンパニーズのジョシュ
この作品では、人間を殺さないで血液だけをいただくのが正統なバンパイアであり、人を殺してしまう、バンパイアの道から外れた者をバンパニーズと定義付けている。
パク・チャヌク監督の『渇き』もそうだったが、バンパイアが現代社会で波風立てずに生きていく為に、この方法を取る傾向にあるようだ。
『トワイライト』サーガでは動物の血を飲むことで解決しているが、これではバンパイアのロマンが無い。
バンパイアの能力としてはフリットという高速移動がフィーチャーされている。
主人公はまず、ハーフ・バンパイア(バンパイアの助手)からキャリアをスタートさせる。
ハーフはバンパイアとしての能力が低い代わりに、日の光を浴びても大丈夫。
マスター(?)が棺桶で寝ている間の見張りもする。
そして彼等は敵対するバンパニーズから身を隠す為に、「シルク・ド・フリーク」なるフリークスの見世物興行一座に紛れて生活している。
バンパイアもののアレンジとして、なかなか面白い設定だ。
ケレン味たっぷりのポップな語り口もハマっている。
オープニングのアニメも最高。
あとはモンキーガールがもっと可愛いければ・・・。
『ハリー・ポッター』のヒットの後、『エラゴン』『ナルニア国物語』『パーシー・ジャクソン』など児童文学の映画化が相次いでいるが、個人的にはこの『ダレン・シャン』が一番好きだなぁ。
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テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

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