

★★★★
これぞ男の人生
母親や妻、愛人に始まり、子供の頃から世話になっている年上の女性、お金を払えばエロチックなダンスを見せてくれた浮浪者まがいの娼婦まで、出会った女性をセーブポイントのように人生を重ねていく、これぞまさに男の真理。
室内型のフリークライミングに例えるとわかりやすい。
出会った女性達がホールドと呼ばれる出っ張りで、それを手掛かり足掛かりにして人生という壁を登る。
母親や妻のように何度も出て来て助けてくれるホールドもあれば、一度しか登場しなかったり、途中で去っていくものもある。
やがて妻も愛人も離れ、ホールドがひとつもなくなってしまう。
それ以上登れなくなった時に助けてくれるのは・・・?というお話。
ミュージカルシーンは主人公の妄想や美化された想い出を表現していて、全ての女性に見せ場が用意されているのも面白い構成。
ジュディ・デンチまでが胸元を強調した衣装で登場するが、子供の頃には年上の女性が素敵に見えるものだ。
なんかわかるなぁ。
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