スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
バッド・ルーテナント
バッド・ルーテナント
★★★★★


Who's Bad...


「悪徳警部補」というストレートなタイトル。
しかし、観終わった後で考えると、なんとも意味深だ。
最近は作品にも恵まれず、存在そのものがギャグになりつつあるニコラス・ケイジだが、演技派としての本来の姿を思い出させてくれる怪演を見せる。


警官という立場を利用して、とにかく悪事の限りを尽くす主人公。
押収したドラッグをくすねたり、ユスりにタカりとやりたい放題だが、ギリギリの所で運に恵まれて生き続ける。
「世の中って所詮こんなもんだよな」、とブラックに笑い飛ばす。

そして面白いのが同僚のスティーヴィー(ヴァル・キルマー)の存在。
主人公の昇進の決め手になる出来事があるとお約束のように登場して人の命を軽んじる、この男との対比によって、主人公が善人にさえ見えてしまう。
何が「悪」なのか?
その判断基準まで鈍ってしまいそうだ。
このブラックさは深い。


爬虫類を使ったりカメラや音楽に凝った、ラリったシーンの演出の面白さも特筆ものだ。
その中でも特に「魂が踊ってる」描写はスゴ過ぎて鳥肌が立った。




スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

copyright © 2017 スペース・モンキーズの映画メイヘム計画 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。