スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
PUSH 光と闇の能力者
PUSH 光と闇の能力者
★★★


押すなよ!絶対押すなよ!


ポール・マクギガンは東洋女性フェチに違いない。
『ラッキーナンバー7』ではルーシー・リューを『チャーリーズ・エンジェル』よりも可愛いく撮り、今作でも東洋系、特にミンナ・ウェンの素敵なことといったらない。

他にもダコタ・ファニング、ジャイモン・フンスーからワイプ使いの爺さんまで、脇役がみな魅力的なのがこの作品のいい所でもあり、逆に言えば主役二人の魅力の無さは致命的。

クリス・エヴァンスは優男過ぎて、あの雑多な香港でディビジョンから逃げながらのサバイバル生活を送っているようには到底見えない。
カミーラ・ベルは眉毛太過ぎ(笑)。
仮にもプッシャーの役なんだから、もっと目力のある俳優を。


いい所も多い映画ではある。

冒頭のガラス玉が転がっていくキラ脱出劇が秀逸で一気に心を掴まれる。

自分の能力を使いこなせていない主人公が、同じ能力を持つ敵と戦いながら「あ!弾跳ね返せるのね!」と、スキルアップしていく場面も面白い。

多くを説明せずに能力をわからせる演出も良いし、プッシュだのシャドーだのワイプだのシフトだのネーミングセンスが最高。


『ラッキーナンバー7』(こちらは良作!)でも見られたビビッドな色彩の使い方は間違いなくポール・マクギガン印。
しかし、作品のトーンやスタイルは借り物の印象が強く、ポール・マクギガン色には染められていない。

ウソの記憶を他人の頭に押し込む「プッシュ」を使った駆け引きが見どころの本作。
ラストでキラが見る写真には「カーバーを殺せ」などという指示は書いていない方がスマートだった。
ただ写真を見せるだけで真実は伝わるし、それを見た彼女が自分から行動をとる方が、二人の絆の強さを示せたのではないか。

惜しい所もいっぱい。




スポンサーサイト

テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

copyright © 2017 スペース・モンキーズの映画メイヘム計画 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。