スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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南極料理人
南極料理人
★★★★


ペンギンはいません


南極観測隊の調理担当者を主人公に、共同生活を送る八人の悲喜こもごもを綴っていく。

限られた空間、限られた登場人物によるエピソードが、独特の「間」で描かれる。
これといって大事件が起こるわけではないが、むしろその淡々とした感じが、単調な南極での生活とリンクする。

任務をこなすだけで娯楽も限られている環境においては、食事が楽しみの大部分を占める。
また、年中吹雪の吹き荒れる場所では、季節感やイベントを彩る大切なアイテムとなる。
普通の生活以上に食事の役割が大きく、料理人の責任も重大。隊員たちのモチベーションは食事に懸かっていると言っても過言ではなく、食事を中心に色々な出来事が起きるのがなんとも面白い。


そして、メインテーマとして描かれるのが主人公の家族関係だ。

妻の作ったギトギトの唐揚げに文句を言っていた主人公だが、南極で仲間が作ってくれた唐揚げで妻を思い出し、涙する。

ラスト、家族と訪れた遊園地。売店で買ったベチャベチャのハンバーガーを食べて、思わず「うま!」と洩らす主人公。

何を食べるかよりも、どんな状況で誰と食べるかが大事だ。
当たり前だが日常生活では忘れがちな、そんなことを思い出させてくれる。




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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

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