スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ
アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ
★★★


フランスのジャッキーとユン・ピョウ


リュック・ベッソンの企画力は素晴らしい。
すでに確立されているスタイルの映画を、見せ方を変えることで新しいものとして提供する。
『96時間』は『コマンドー』や『ランボー/怒りの脱出』に代表されるアクションヒーロー物の体裁を取りながら、リーアム・ニーソンという非マッチョ俳優を主役に据え、アクションや設定にリアリティを加味した作品だった。

本シリーズで基礎にしているのは「ジャッキー・チェン映画」である。
身体能力を駆使し、地理や小道具を巧みに使ったアクションが、治安の悪化した近未来のフランスを舞台に展開される。

高価なゴッホの絵を守りながらのアクロバティックな戦闘などは、モロにジャッキー直系のカンフーアクション。
単純に観ていて楽しいし、ジャッキーファンとしては、他の作り手によってこのスタイルが継承されていくことが嬉しい。
ただ、例えば、窓に飛び込む時に突っかえ棒を同時に外して追っ手を入れなくするアクションなど、オマージュと言えば聞こえはいいが、アイデアをそのまま使った場面が多い。
この辺が、いまだに新しいアクションを見せてくれる本家との力の差か。

また、この手の作品は、主役の俳優自身が動けることが必須になるため、人気俳優を使うわけにはいかず、よほど魅力のある人材を発掘し叩き上げていかなければならない。
その点がジャンルとして育ちにくい要因だ。
そこに果敢にチャレンジするベッソンには頑張って欲しい。


作品は終盤、濃いキャラがゾロッと出てくるが、紅一点のタオ以外は見せ場がなく残念。
ラストにアクションの盛り上がりが、もうひと山欲しかった。




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テーマ:アクション映画 - ジャンル:映画

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