スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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ソーシャル・ネットワーク
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ソーシャル(じゃない男が作った)ネットワーク


Facebook誕生に関わった若者達の情熱やスピード感を、その時代の空気も合わせて丸ごと切り取った、デビッド・フィンチャーの傑作。

他人とまともにコミュニケーションが取れず、別れた恋人への未練を絶ち切れないくせにギコチない接し方しか出来ない男が、Facebookという世界最大のSNSを作ったという皮肉。


ラスト、ショーンのドラッグパーティーを通報したのは誰か?
その真相はボカされているが、そこまでの流れと直前のやりとりから見て、マークだと考えるのが自然だろう。
Facebookの爆発的な広がりに対応でき、ビジネスとしても成功することができたのはショーンの力添えがあってこそなのは間違いないのだが、エドゥアルドを切り捨てる非情さには納得できていない。

ショーンに言われるまま名刺に「ビッチ!」と書いたが、マークはそんなキャラではない。
改めて名刺を見つめる複雑な表情には、ショーンのやり方に対する疑問や、エドゥアルドへの思い、自分自身との葛藤など様々な感情が見てとれる。

かつてマークが「学生時代の彼女のことを今も思い出すか」と尋ねた時、ショーンは「NO」と答えた。
あの瞬間に、こいつとは考え方が違うと悟ったのだろう。
あのやりとりに二人の違いが凝縮されていた。


マークはコミュニケーション下手なだけで、実はコミュニケーションを求めている。
別れた彼女の事や、親友の事を今も思っている。
Facebookは彼の様な人間にこそ必要なツールかもしれない。




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