スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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ヒックとドラゴン
ヒックとドラゴン
★★★★★


トゥースレスのはなし


非の打ちどころの無い傑作だ。

観る者のツボを的確に突いてくるストーリー展開。
相対するエピソードや伏線の絶妙な配置。

ドラゴンに悩まされながら暮らすバイキングという独自の世界観の構築。
魅力的な登場人物と、彼らのキャラクターにマッチングさせた、必然性あるドラゴンのデザイン。

ヒックとトゥースの交流の繊細な描写や、互いに補い合いながらの飛翔シーンの素晴らしさ。


細かい部分まで言えば、ヒックとゲップのいい関係性や、ゲップが体が不自由でも楽しんで生活している様子を当社比20%増で描くことで、最後のヒックの怪我に余計な悲壮感を漂わせない下地を作るなど、その仕事っぷりは丁寧なこと極まりない。

そして、取って付けた感が否めなかった『ファインディング・ニモ』に対して、作品のテーマに直結したハンディキャップ描写。


ラスト、ヒックはトゥースとお揃いの「片足」になってしまう。
しかし、ハンデは同じでもそこには大きな違いがある。
トゥースの傷はヒックが攻撃で負わせてしまったのに対して、ヒックの傷はトゥースが守ってくれた証だ。
この出来事によって、二人の絆はさらに確固たるものとなったに違いない。
意外性があり、作品のテーマも浮き彫りにする見事なエンディングだ。




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テーマ:アニメ - ジャンル:映画

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