スペース・モンキーズの映画メイヘム計画
まじめにふざける映画批評。基本的にネタバレ注意。
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探しものは何ですか?


この作品における仮想世界である「夢の中」の解釈は、パソコン内のファイルと考えると解りやすい。
主人公グループは自分達とターゲットをLANケーブルで繋ぎ、その中のひとつのパソコンにファイルを作り、それをみんなで共有する。
基本となるファイルは「設計者」と呼ばれる者が作成するが、アクセスしたみんなで、それぞれの能力で書き換えられる部分に限って上書きできるのだ。


アイデアを盗む男達の仕事ぶりを描きながら、個人が抱える罪悪感の開放を物語の根幹に据えたのはスゴい。
パーソナルな問題だからこそ、多くの共感を得ることが出来る。

罪悪感の対象が夢に現れるのも、本質を突いている。
設計したり防衛したり盗んだり植え付けたり、この作品で描かれるのは特殊な技能を持った一部の者達の活躍であるが、万人にとって夢というのは、主人公も悩まされたような潜在意識の具象化なのだ。


折り畳まれる街、無重力廊下、吹っ飛ぶシャンゼリゼ。
映画飽和状態のこの時代に、ここまで新しい映像が見られたことは驚きだ。

夢の階層を潜る度に時間の流れが変わったり、一人ずつ起こし役が残っていくという、独自のルールもエキサイティング。
寝起きの悪い僕はキックされたぐらいじゃ起きないけどね。




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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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